2010年10月07日

[024]BUZZ革命−井上理

BUZZ革命

著者:井上 理
出版社:文藝春秋 (2010/8/25)
ISBN-10:4163729909
Amazonなか見!検索:有り


BUZZとは、蜂が飛ぶ羽音から「(耳障りになるほど)話題、口コミになる」という意味。
以前、[021]キズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代で紹介した
ソーシャルメディアを使って展開されることが多いバズマーケティング。

表紙を開くと最初の話題が「Twitter(ツイッター)」
なんとなく最近としては、過食気味なテーマだなと思いながら読み進めるが、
中盤に出てくるSNSサービスを展開するGREE(グリー)の話は非常に興味深く読めた。
内容的には直接的にバズマーケティング、口コミに関するものではなかったが、
田中良和社長以下のインタビュー記事は、これからの経営指導員に必要なことだと考える。

とかく中小企業においては、ホームページやTwitterを導入するところで
満足してしまうことが多いと思われるが、自社の製品・サービスをこういった
ツールを有効的(手段として)に使い、口コミで広げることができれば、
売り上げ増が見込めるに違いないであろう。

ここがおススメ(P.117〜)

GREEの執行役員マーケティング部長、小竹讃久(しの さんく)氏のインタビュー。
当時、広告代理店の博報堂に努めていた際、ヤフーへプレゼンテーションを行った話が掲載されている。

企業がカネを払う以上、すべては投資であり、リターンが求められる。

これは、商工会/商工会議所の経営指導員にも肝に銘じてもらいたい。
会員さんからいただいている会費も「リターンが求められる」のである。

BUZZ革命BUZZ革命
井上 理

文藝春秋 2010-08-25
売り上げランキング : 26151
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
posted by @ka_shidoin(ケィエー指導員) at 00:00| Comment(0) | 本 | マーケティング/販売促進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月16日

[022]「自分ごと」だと人は動く−博報堂DYグループエンゲージメント研究会

「自分ごと」だと人は動く

著者:博報堂DYグループエンゲージメント研究会
出版社:ダイヤモンド社 (2009/11/28)
ISBN-10:4478008728
Amazonなか見!検索:有り


NHK教育テレビで放送されている「ピタゴラスイッチ」をご存じだろうか?
http://www.nhk.or.jp/kids/program/pitagora.html
小さなお子さんがいる経営指導員の方なら知っているかもしれない。


その番組の中で「ぼくのおとうさん」という歌が流れる時がある。
歌詞を載せることができないが、「おとうさん」は外に出ると色んな立場があるという内容。
会社に行った時、電車に乗った時、歯医者さんに行った時など
その時、その時で立場(呼び方)が変わるという歌である。

ピタゴラスイッチ うたのCDピタゴラスイッチ うたのCD
TVサントラ

ワーナーミュージック・ジャパン 2010-08-18
売り上げランキング : 260
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


この本では従来、消費行動を行う人を「消費者」と呼んでいたが、
消費はあくまでも生活の一部であるということで、
これからは「生活者」にフォーカスしたマーケティング活動が必要と説いている。

「ぼくのおとうさん」のように1人の人間が場所・時間帯・行動に
よって色んな立場や状態になる。
また、前回紹介したキズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代にあった
インターネット、特にソーシャルメディアを利用している人も含め、
その時々にどのようなアプローチが有効なのか?の方法論がわかる。

少し意味合いが変わるが経営指導員に例えると、
商工会/商工会議所の会員事業所において業種が違っていたり、
同じ業種でも規模や事業方針によって
経営指導員は、指導や支援の方法を変化させているのと同じである。

ここがおススメ(P.137〜)

情報過多な世の中。
情報を発信しても相手に見てもらわないと
コミュニケーションをとることすらできない。

そんな世の中に有効なコミュニケーションの第1歩として
さて、どうすればいいか?・・・続きは本書にて。

※来週(9/23:秋分の日)は、お休みします。

「自分ごと」だと人は動く「自分ごと」だと人は動く
博報堂DYグループエンゲージメント研究会

ダイヤモンド社 2009-11-28
売り上げランキング : 13494
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
posted by @ka_shidoin(ケィエー指導員) at 00:00| Comment(0) | 本 | マーケティング/販売促進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月09日

[021]キズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代−池田紀行

キズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代

著者:池田 紀行
出版社:アスキー・メディアワークス (2010/4/9)
ISBN-10:4048685619
Amazonなか見!検索:無し


「キズナ(絆)」を辞書で引くと「(肉親などの)離れにくいつながり」と書いてある。
お客さんと強い結びつきを築くのにあたり、ソーシャルメディアを活用するのがふわさしいと説く。

前半部分では、ソーシャルメディアとは何か?が詳しく解説されている。
「なぜ、今ソーシャルメディアなのか?」では、

− 情報を発信、見る人が増えた。
− 情報が蓄積されていく。
− 情報の信頼性が挙がった。
− そして、消費者の買物の仕方が変わった。

確かに私の買物の仕方を振り返ると、
家電を買うなら価格.comを見るし、飲み会の場所を探すとなると先ず食べログを見る。

ソーシャルメディアを駆使することにより、
「アドボカシーマーケティング」(徹底的に顧客側に立って物事を考えて
実行する信頼ベースのマーケティング)を実施することが可能である。

残念ながら後半部分は割りと規模の大きい会社向けな内容、
また、具体的な方法までは落とし込んではいないが、
「ソーシャルメディアとは何か?」
「活用することで得られるリターン・メリット」については十分理解できるだろう。

−ここがオススメ(P.128〜)

消費者とのキズナを深める十か条が書かれていますが、
これを読んでいると、今、若者に人気があるAKB48に合致する点が多いなと感じた。

成熟した市場では「既存顧客を失わず」「競合顧客をいかに奪取するか」がポイントである。
ソーシャルメディアだけではそれは果たすことはできないが、
ソーシャルメディアを利用することで、効果的に行うことは可能であろう。

キズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代 (アスキー新書)キズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代 (アスキー新書)
池田 紀行

アスキー・メディアワークス 2010-04-09
売り上げランキング : 36832
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
posted by @ka_shidoin(ケィエー指導員) at 00:00| Comment(0) | 本 | マーケティング/販売促進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。