![[171]年収1000万円のお金持ちになりたい(?)経営指導員向け | 年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち−伊藤 邦生](https://shidoin.up.seesaa.net/image/171_00.jpg)
目次
1 いつまでも豊かになれないサラリーマン、ますます豊かになる資産家
2 労働者のお金の流れ、資産家のお金の流れ
3 貧乏人のお金の減らし方、お金持ちのお金の増やし方
4 働きアリで終わる人、ゴールドスワンとして羽ばたく人
5 落とし穴にハマる貧乏人、確実に儲けるお金持ち
6 お金持ちと貧乏人を分ける5つの資質
中小企業診断士試験が「ひとまず」終了したため、読書"習慣"再開です。
現代社会の中で生活することは、「多くの企業が練りに練った販売戦略を行い、消費活動を喚起させようとしている社会で生きていく」ということなのです。
だから、よほど強い意志がないかぎり、お金を使ってしまいます。(P.33)
中小企業・大企業問わずですが、なんとかあの手この手で、消費者に自社の商品・サービスを買ってもらうことが企業活動になります。
逆に、消費者側としては何とか賢く、自分の欲望をコントロールして、限りある可処分所得の中から消費に回します。
このせめぎあいは、消費者でもあり、中小企業を支援する商工会/商工会議所の経営指導員としては何とも間に挟まれるような思いです(笑
「月々の家賃を払うのはもったいない。同じ金額を払うのなら、マイホームを買ってローンを払ったほうがいい。マイホームは、ローンが終わると資産になる」といった言葉を鵜呑みにし、借金をしてマイホームを買うと、一生、建設会社や銀行・保険会社のために働く人生になってしまうのです。(P.40)
ちょっとセンセーショナルな表現ですが、なるほど、そういう見方もあるなという感じです。
逆に言えば、賃貸の場合は「大家さん」のためにも働くということになりますかね。
どちらにしても、そうやってお金が回り、経済が回るということです。
この本にも書いてありますが、よっぽど立地や物件がよくないと住宅ローンが終わった時の資産価値は…ということを購入時に考える必要はあると思います。
この後、本書では居住ではなく、貸家(不動産投資)事業について書かれていきます。
投資で大事なことは、「自分で判断できること」です。自分で割安か割高かの見当がつけば、売買の判断ができるようになります。(P.143)
株式投資でも不動産投資でも、はたまた自己投資もそうかもしれませんが、
流行りなどに流されるのではなく、自分の得意分野の中で、自分が判断できる範囲で勝負することが「成功確率」を上げる方法の1つでしょうか。
目指せ!「年収1000万円」の「お金持ち」ですね(笑