
目次:
序章 今日も一日無駄にした!
第1章 「根性なし」でもできることって
第2章 「やる気」が起きないとき
第3章 これが「18分」集中法だ!
第4章 面倒なインプットに効く
第5章 アウトプットにはこう使え!
第6章 心と体の声を聞く
人間が集中時間できる時間は1時間とも30分とも、はたまた数分とも言われています。
「夢中(ゾーン)」に入ると何時間でも作業できる!という人がいるとも聞きます。
商工会/商工会議所の経営指導員の皆さんは、どのくらいの時間「集中」できるでしょうか?
「15分」の設定では、どうしても「もう少し時間が欲しい」という消化不良感があり、また区切りがいい時間設定なので、いわば「そこで安心してしまう」という欠点があるようです。
その点「18分」はまず時間設定が中途半端なので、休みを挟んでもう少し頑張ろうという気持ちが起こりやすいし、何より15分経って少し疲れを感じても、「後3分」という頑張りが起こり、その3分の「終末効果」はなかなか高いものなのです。(P.73)
なぜ「18分」なのか?はこの一節で説明されています。
試験勉強などでも「中途半端な状態で終わる(休憩を入れる)」という"ライフハック"を見たことがあります。
「終わってない感じ」が気持ち悪く、次にまた机に向かわせようとする効果が出やすいとのことです。
キリのいい数字だったり、時間に何かが終わると「今回はこれくらいでいいか」となってしまうことが往々にしてあるので、この"寸止め感"を利用する手はないですね。
普通、私たちは、「疲れを感じたら休む」ということがほとんど常識となっています。しかし私たちの「疲れ」は、疲労感を自覚した場合には、もはやかなりの程度心身を蝕んでしまっていることが多いのです。
(中略)
ですから疲労感があまり出てないうちに休憩を取ることによって、バイオリズムの底、極度の精神的スランプに陥らないようにすることが大切になるのです。(P.92)
これは確かにそうですね。
「今日の疲れは、今日のうちに取る」というのは大事だと聞きます。
週末にまとめて体を休めたとしても、月曜日に完全復活しているかというとそうでもないこともあります。
週末が近いということで、今日(木曜日)や明日(金曜日)に根を詰めて仕事しない方が良さそうです(笑
今日は、ササっと定時で帰りましょう!