2012年11月08日

[130]プレゼン=人前で発表する技術と思っている経営指導員向け | プレゼン心理術−内藤誼人

プレゼン心理術


プレゼン心理術 「見た目」と「しぐさ」でイエスと言わせる即効テクニック

出版社: 日経BP社 (2012/7/12)
ISBN-10: 4822249204
Amazonなか見!検索:有り
目次:
第1章 「プレゼン」に対する意識を変革させろ
第2章 プレゼンの基本ポイントを学ぶ
第3章 プレゼン力をみるみるアップさせる心理テクニック
第4章 さらに優れたプレゼンターになるための必須知識
第5章 成功するプレゼンには、れっきとした理由がある


「プレゼン(プレゼンテーション)」と言うと大人数の前で自分1人が発表しているようなシーンが浮かびますが、話をする相手は1人でも「プレゼン」にはなります。
そこの意識を改めることができた1冊です。
当然、少人数の時と大人数ではそのやり方も変わります。その辺も解説してくれています。

会員さん(社長さん)に日々プレゼンを行っていることになる、商工会/商工会議所の経営指導員は、読んで損は無いと思います。



プレゼンにあたって一番重要なことは、発表の技術を身につけることでも、話し方のテクニックを学ぶことでもない。
いかに人間としての魅力を磨くのか、いかに好感を持たれるのか、といったことなのだ。
どんなに営業テクニックを駆使しても、人間として嫌われていたら、売り込みは成功しない。
「あんたからは買わない。だって、あんただから」の一言で、断られてしまう。
(P.196)


「あとがき」に書かれたこの1文が「プレゼンは技術では無い」ということがわかります。
商工会/商工会議所の経営指導員でも感じるところはあると思いますが、同じ税務指導をしてても人気がある経営指導員とそうでない経営指導員がいます。

税務指導と言えば、自分が新人の頃に「こいつ大丈夫か?と心配していた」と、今、打ち明けてくれる会員さんもいます(苦笑


(プレゼンの苦手意識はどこから生まれるのか?)
自分では一度もプレゼンをしたことないのだから、怯える必要はどこにもない。
何度も失敗して、その結果として「プレゼンが苦手と思うようになった」というのなら話はわかるが、自分で経験してもいないうちから苦手意識を持つのはおかしな話である。
(P.49)


大勢の人の前で話すプレゼンは、確かに今まで経験が無い。
やってないことは、苦手であるのは当然…確かに。
プレゼンに必要以上な苦手意識を持っていることはナンセンスであることがわかります。

これを読んで特に感じたのは、会議の発言する場がプレゼンの場であるということ。
ついつい挟んでしまう「えー」などを意識しながら無くすことなどから取り組んでみようと思います。


プレゼンターは、真正面から見たときに、きちんとまっすぐ立っていなければならない。プレゼンが終わるまでずっと、である。
片足に体重をかけて、休めの姿勢でプレゼンをする人が多いが、そういう姿勢は見ていて美しくない。
(P.127)


これは正にそうだと思います。
自分も無意識のうちに片足に体重をかけることが多いです。

ということで「信号待ちしている時の姿勢」から直すように取り組んでいます。
歩行者用信号の「赤」に写っている人間のシルエットのように随分まっすぐ立っている人がいるぞ…と思ったら自分かもしれません(笑



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2012年07月19日

[114]セミナー担当の経営指導員向け | プロ研修講師の教える技術−寺沢俊哉

プロ研修講師の教える技術


プロ研修講師の教える技術

著者:寺沢俊哉
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2011/10/16)
ISBN-10: 479931064X
Amazonなか見!検索:有り

目次:
1日目 最高の場を用意しよう
2日目 興味をひきつけよう
3日目 相手に答えてもらおう


秋口になるとセミナー(研修)を行う商工会/商工会議所が多いと思います。
その企画や募集に頭を悩ます経営指導員は少なくないでしょう。

本書は、「セミナー講師向け」に書かれている本ではありますが、
こちらから講師へ提案する事項として押さえておくこととして担当者は読んでおいて損はないと思います。

●アマチュア教師(やることだけ言う)
 「ゴミを拾いなさい」
●黒帯教師(趣旨とやることを言う)
 「教室をきれにします。ゴミを拾いなさい」
●プロ教師(趣旨を言って、やることをまかせる)
 「教室をきれいにしよう。自分でやりたいことをやってごらん」

趣旨を説明されると、そのためにどんな工夫をしたらいいかと、自分で考えるようになります。これが、あとあと、相手の自発性を育んでいくのです。
(P.46)


特に「一発モノ」で1回2時間程度のセミナーだと、なかなか実践的な内容まで落とし込むことは難しいと思います。
セミナー担当者として、参加してくれた会員さん等が何を掴んでもらいたいかは、こちらで明確にして講師に伝える必要があると思います。

いわゆる「気づき」の部分になりますね。
 
 
「それでは、これから、○○のビデオをご覧いただきましょう」
講師が、場を盛り上げ、スクリーンに参加者の意識を向けさせ、いよいよというときに…ビデオが映らない。あるいは、段取りが悪くて間が空いてしまう。最悪なのは、そのときになって音量調整するなど…
自分が教える立場になってみて、こうした手際の悪さが、参加者のやる気をそぐ要因になっていることを実感しました。
(P.80)


これは、運営側も気をつけないといけません。
備品の動作チェックと共にありがちなのが、「(ホワイトボードの)ペンが出ない」

参加者が気持ちよく受講できるのと同時に、講師も気持ちよく仕事ができるように、事務局がいい準備をしましょう。


「ふりかえりタイム」、それは、個人で2分間そこまでをふりかえり、自分のメモを知りしたり質問を考えたりする時間です。
こうした、静かな時間が知識の定着には重要です。
(P.198)


あらかわ が現在、受講している資格取得予備校でもこの方法を採用している講師がいます。
「○○について、頭の中で説明してください。30秒とります」
「今から2分とりますので、ここまでの内容を整理してください」など

それまで「目と耳から得る外からの情報」に集中していたところで、ふっと自分の内部に入っていける時間は、とても有効だと実感しています。



 
 
posted by @ka_shidoin(ケィエー指導員) at 06:30| Comment(0) | 本|セミナー運営/プレゼン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

[104]セミナーを評価する立場な経営指導員向け | 21年間で2600回セミナーを実施した私の「顧客を獲得できるセミナーづくり」7つの法則−野津浩嗣

21年間で2600回セミナーを実施した私の「顧客を獲得できるセミナーづくり」7つの法則


21年間で2600回セミナーを実施した私の「顧客を獲得できるセミナーづくり」7つの法則

著者:野津浩嗣
出版社: 東洋経済新報社 (2012/1/20)
ISBN-10: 4492557032

Amazonなか見!検索:有り

【第I部 セミナー基礎知識編】
第1章 いいセミナーがクライアント獲得をできるとは限らない!
第2章 セミナーには2種類ある!
第3章 セミナーの構造(内容、話し方、熱量)

【第II部 セミナー企画編】
第4章 クライアント獲得につながるセミナー7要素12つのニーズがある
第5章 クライアント獲得につながるセミナー7要素2「ニッチ」という網をかけてみる
第6章 クライアント獲得につながるセミナー7要素3ターゲットの明確化
第7章 クライアント獲得につながるセミナー7要素4空きポジションを見つける

【第III部 セミナーづくり編】
第8章 クライアント獲得につながるセミナー7要素5ストーリー性があるか
第9章 クライアント獲得につながるセミナー7要素6プログラムのつくり方は「おしり」と「3」
第10章 クライアント獲得につながるセミナー7要素77つのしかけ

【第IV部 セミナー強化編】
第11章 セミナーチラシづくり
第12章 講師の話し方


以前、[064]90日で商工会議所からよばれる講師になる方法という本を紹介しましたが、本書は、クライアントを獲得するのを目的とした講師向けの本です。
この本の内容を商工会/商工会議所が主催するセミナーで実行されると担当者的には少々苦笑いですが、しかし、プロの講師もそれで飯を食べているわけですから、許容しないといけないですね。

そういう意味では、セミナーを担当の経営指導員や目次にあるように具体的な企画やチラシの作り方から話し方まで解説しているので、プレゼンテーションをする機会がある経営指導員にオススメです。

いいセミナーの概念が、「参加者の満足度の高い、喜ばれるセミナーを提供する」ことから、「次の商品に進みたくなるセミナーをつくる」ことに変わった。(P.32)

むしろ商工会/商工会議所の経営指導員に求められるのは、そのセミナーを受講してくれた会員さんに対してフォローアップする力ですね。
セミナーで話があったところより深い話だったり、実際に行動を起こす際に具体的にこうやるといいですよ…と言えるようになることです。
それが経営指導員で行うことが難しい場合は…その講師の方をアテンドしましょうか。


セミナー業界では3年続くとヒット商品と呼ばれ、5年続くと大ヒット商品
(中略)
時代性を考えないと、「古いことやっているな」と思われてしまいます。
「あの会社、大丈夫か?」と思われてしまうかもしれません。
(P.70)


資料内のデータが5年前と古く「ココの部分、更新してもらえますか?」とお願いした経験があります。
特に情報通信技術(ICT)の技術進歩は、早いので大変ですよね。

これはセミナーに限らずですが、商工会/商工会議所がやっている仕事でも時代にあってないものが…

posted by @ka_shidoin(ケィエー指導員) at 06:30| Comment(0) | 本|セミナー運営/プレゼン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月28日

[064]セミナー担当の経営指導員向け | 90日で商工会議所からよばれる講師になる方法 −東川 仁

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90日で商工会議所からよばれる講師になる方法
著者: 東川 仁
出版社: 同文館出版 (2010/9/24)
ISBN-10: 4495590715
Amazonなか見!検索:有り
目次:
 Part1 「よばれる講師」はこんなにおいしい!
 Part2 「よばれる講師」の第一歩 まずは自主セミナーを開催しよう
 Part3 これであなたも商工会議所からよばれる講師になれる!
 Part4 確実に講師の仕事を回してもらうエージェント活用術
 Part5 この講師に依頼したい!と思わせるセミナー企画書の作り方
 Part6 セミナー依頼につなげるための、しておけば役立つ7つのこと
 Part7 頭ひとつ抜きん出る!セミナー講師のためのブランディング術
 Part8 商工会議所だけじゃない!セミナー講師の場をグンと広げる営業方法


「商工会議所」がタイトルに入っている珍しい(?)本。
セミナー講師の方には、必見の本ではないでしょうか?
呼ぶ側のセミナー担当の商工会/商工会議所の経営指導員もチェックしておきましょう。

呼ぶ側の視点から気になるトコロをチェック。

『セミナータイトルの作り方
「機能」と「感情」を入れる』
(P.102)


どうしても我々がセミナータイトルを考えると漢字の多い、固〜い感じのモノになってしまうのは否めません。
「売れる!」とか「損をする!」などの感情のキーワードがあると確かに「おっ!」と思えます。
具体的な「数字」が掲示できれば、それを入れるのも手とのことです。

『ホームページは、あるからといって仕事になるとは限らないが、
なければ仕事は必ず逃げていく』
(P.180)


…だから、セミナー講師もホームページを作りましょうという話になるのですが、
これは、中小企業に対する情報化支援の導入時に「なぜホームページが必要なのか?」という問いに答える時にも使えそうです。

特に小売・飲食店はインターネットの検索結果に出てこないと選択の候補にもならないケースが多いですからね。

『(セミナー後の質疑応答で質問が出ないのは)質問が無いわけではなく、大勢の前でなく個別に尋ねたい』(P.213)

これは「なるほど」ですね。
主催者側としてもこれを考慮して、名刺交換や個別相談する時間をセミナー後に設定し、アナウンスしておくといいですね。

とかく事業計画などで実施することが決まっているからセミナーをやる…というのではなく、
受講してもらう会員さんに何か1つでも持って帰ってもらえるような内容、運営を心がけたいですね。

※来週(8/4)はお休みします。

90日で商工会議所からよばれる講師になる方法 (DO BOOKS)90日で商工会議所からよばれる講師になる方法 (DO BOOKS)
東川 仁 著

同文館出版
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posted by @ka_shidoin(ケィエー指導員) at 06:37| Comment(2) | 本|セミナー運営/プレゼン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月26日

[019]研修・セミナー講師を頼まれたら読む本−松本幸夫

研修・セミナー講師を頼まれたら読む本

著者:松本 幸夫
出版社:同文館出版 (2010/3/5)
SBN-10:449558801X
Amazonなか見!検索:無し


研修担当の経営指導員の悩みの種といえば、
「低予算で人が集まって、内容が良くておもしろい講師がどこかにいないものか?」
と常に考えているのではないだろうか?

ひょっとしたら、経営指導員自らがセミナーの講師を務めている人がいるかもしれない。
いや、これからの経営指導員は2時間ぐらいのセミナーの講師ぐらいできないといけない・・・。

著者は、20年以上セミナー講師を務めるベテラン。
セミナーに対する心構えから準備、リハーサルから
リピーターになってもらうための営業までセミナーに関する
ノウハウがぎっしりつまった1冊である。

受講者が本当にすべきことは「教わる」のではなく、
自ら「考える」ことであり「気づくこと」


「説得ではなく納得させることが大事である」ことを指南している。
これは1対多数のセミナーだけでなく、日々の経営者との1対1で行われる
支援・指導業務でも必要な心がけであろう。

−ここがオススメ(P.74〜)

セミナーの中で受講者を「納得」させるのに必要なのは「事例」と説明する。

「一理三例」という言葉があり、
1つの理屈、理論をわかりやすく理解してもらうには、
3つの事例や具体例を挙げるとのこと。

そのためには日々の研究や経験の蓄積がモノを言うわけだが、
そのトレーニング方法やどのような事例があるかわかりやすく書かれている。

研修・セミナー講師を頼まれたら読む本 (DO BOOKS)研修・セミナー講師を頼まれたら読む本 (DO BOOKS)
松本幸夫

同文館出版 2010-03-05
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posted by @ka_shidoin(ケィエー指導員) at 00:00| Comment(0) | 本|セミナー運営/プレゼン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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