
38歳までに決めておきたいこと
出版社: 日本実業出版社 (2012/8/30)
ISBN-10: 4534049897
Amazonなか見!検索:有り
目次:
1章 40代不惑は本当か
2章 最後の仕事と職場を決める
3章 生涯ともに過ごす家族を決める
4章 人付き合いの方針を決める
5章 「お金」との付き合い方を決める
6章 身体と心のあり方を決める
7章 死ぬまで続ける趣味を決める
8章 一生続ける「習慣」を決める
9章 迷わない判断の軸を作る
2012年最後にご紹介する本は、あらかわ のために書かれた本と言っても過言ではないですね(笑
来年、38歳になりますので、それまでに40歳からの生き方、働き方を決めたいと思います。
40歳前の商工会/商工会議所の経営指導員には、是非読んでもらいたいです。
40代の「決める」は、「決断する」ということです。決断するということは、ただ決めるのではなく、「どんなに艱難辛苦が訪れても」変えない、あきらめない、ということです。
(中略)
思いがけないトラブルや周囲からの大反対があっても、それをあらかじめ予想しておいた上で「それでもやっていくんだ」と決めておく。それが40代の「決める」ということなのです。(P.13)
2章の「最後の仕事と職場を決める」に繋がりますが、今の職場で定年まで務めるのか?
転職・起業(フリーランス)するのか?どちらに進むにしろ、どちらに進むかを"決断"しないといけないということです。
商工会/商工会議所の経営指導員も平たく言えば、サラリーマン。
40歳からどう働くのか?決断する時ということです。
人が人間関係で苦しむのは、相手と自分の考えを一緒にしようとするからです。
(中略)
違う人間なのだから、考え方も違っていて当たり前。それを無理矢理コントロールしようとするから、お互いにツラくなる。それならば、お互いに違うんだということをわかり合い、「あなたはそういう考えなんだね。僕は違うけど」と、スルーすればいい。感情的になってケンカをする必要はないのです。(P.59)
結婚ん年目の あらかわ ですが、これは強く思いますね。
冷蔵庫の使い方など「イラっと」来る事はありますがいちいち反応しないで、
何も言わず、そっと自分が変えておけばいいということを最近わかった…というか悟りました(笑
本書にも書かれていますが「過去と他人は変えられない」で。
30代になると今までの積み重ねから既得利権が出てきます。
(中略)そうすると、自分は仕事ができるようになった、偉くなったと勘違いしてしまいます。
だからこそ逆に自分を戒めねばなりません。異業種や別の世界で頑張っている友達を持ってほしい。そんな友達を見て「世の中にはこんなすごいヤツがいるのか」、「同年代にこんなに頑張っているヤツがいるのか」と気づき、「オレは、たかだかこの程度なのか、恥かしいな」とショックを受けて欲しいのです。(P.100)
以前も書いた記憶がありますが、中小企業大学校の研修で全国各地の経営指導員と交流したり、勉強した中で、「凄い勉強してるな」とか「ここまで考えてやってるんだ」と関心させられ刺激を受けます。
特に今年行った、中小企業診断士の更新対象の研修は顕著ですね。中小企業診断士持ちばっかりでしたから(笑
ショックをもらうのもそうですし、ショックを与えるような人間になりたいです。
2013年はそこを目指して、活動したいと思います!