2012年11月01日

[129]支援現場一筋な経営指導員向け | 本当にわかる為替相場−尾河眞樹

本当にわかる為替相場


本当にわかる為替相場

出版社: 日本実業出版社 (2012/5/29)
ISBN-10: 4534049579
Amazonなか見!検索:有り
目次:
第1章 そもそも為替レートってなに?
第2章 為替レートを動かしている人たち
第3章 国によって異なる外国為替市場の特徴
第4章 相場予測はどうやって立てるのか
第5章 経済指標はここをメインにチェック
第6章 為替相場を動かす「要人発言」とは?
第7章 通貨によって動き方にはクセがある
第8章 世界の通貨への興味を広げよう
第9章 為替相場で役立つテクニカル分析
第10章 相場予測ツールの最新トレンド


現場主義になりがちな商工会/商工会議所の経営指導員は「マクロ経済」が苦手の人が多いかもしれません。
かくいう、私、あらかわ がそうですが(笑

タイトルに惹かれて手にとった本ですが、ある程度、予備知識が無いと読めないですかね。
「本当にわかる」なので知識の深堀りにはなりますので、章の始めから丁寧に読めば理解できると思います。


テレビニュースで為替相場について報道されるとき、「円相場は現在1ドル=78円10銭から78円15銭で取引されています」などと表現されます。
(中略)
なぜ、必ず2つのレートが存在するのでしょうか?
実は、これがビッド(買い値)とオファー(売り値)なのです。
(P.20)


恥を承知に書きますが、こんなことすら知りませんでした…。
常に市場が動いているので、「今、ざっくりこの辺の値」なんだと思ってました。

本書にもそう理解している人が多いと書いてありましたが、皆さんはどうでした?


(なぜ円高が日本にとってマイナスなのか)
たとえば鉄鋼を輸入している製鉄会社の輸入額と、その鉄を使って自動車を製造している自動車会社の輸出金額をネット(相殺)することは、仮に両方ともドル建てだったとしても不可能です。
ドル建ての貿易総額が輸入超過だからといって、単純に「円高のほうが良い」とは言えないのはこのためです。
(P.49)


さらに読み進めると「日本の雇用」がどうなっているか?に解説が進みます。
鉄鋼会社は大企業が経営していて、日本人が多く雇用されている中小企業には仕事が落ちにくい業種。
逆に自動車の製造業は、中小企業に仕事が落ちる。

なるほど、ここまで考えて「円高が良い or 悪い」を判断しないといけませんね。
短絡的に輸入品が安い!とか海外旅行が安い!…と喜んではいけないなと。

現場(ミクロ)も大事ですが、マクロを理解しておくのも大事ですね。
先ずは、毎日の為替相場のチェックから!



posted by @ka_shidoin(ケィエー指導員) at 12:00| Comment(0) | 本 | 財務/税務/経済/法務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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