2012年09月13日

[122]財務諸表に弱い経営指導員向け | 財務3表実践活用法−國貞克則

財務3表実践活用法 会計でビジネスの全体像をつかむ


財務3表実践活用法 会計でビジネスの全体像をつかむ

出版社: 朝日新聞出版 (2012/7/13)
ISBN-10: 4022734566
Amazonなか見!検索:有り
目次:
第1章 会計を通して、ビジネス全体を俯瞰しコントロールする
第2章 利益と現金の違いを認識する
第3章 世の中は「投資」と「リターン」で回っている


商工会/商工会議所に勤めはじめ、いきなり確定申告指導など現場の海に放りだされた(笑 あらかわ のような経営指導員が結構いるかもしれません。
個人事業主の確定申告書(決算書)を作る程度ならOJTや連合会の研修でなんとかなりますが、やはり経営相談のレベルになるとしっかりとした勉強をしないと身につきません。

もし、そんな経営指導員がいたらオススメの本です。
この本は、著者である國貞克則 氏の「財務3表」3部作の最後の本なので、1作目から読んだ方が理解が深まると思います。

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法

財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方

利益があがらなくなっている企業は、長きにわたって本来やるべきことを行ってこなかったわけですから、利益がでなくなったからといって売上をすぐに改善できるはずはありません。
それができるのなら、事態が深刻になる前に手を打てていたはずです。
(中略)
短期間に売上を増やすのが難しいとすると、利益を増やすために残る手立ては一つしかありません。費用を減らすことです。
(P.41)


なかなか会員さんにズバっと「長きにわたって本来やるべきことを行ってなかった!」とは言えませんが(苦笑
しかし、現状の原因としてしっかり指摘してあげないと、支援した後の取り組み方にも変わってくるので、伝えるところはしっかり伝えないといけないですね。


当然、投資評価は「投資」と「リターン」の関係で行われるわけですが、ここでの「リターン」は一般的に利益ではありません。
ROEを計算するときのリターンは「当期純利益」でしたが、投資評価の際の「リターン」は利益ではなく現金収支、すなわちキャッシュフローを意味するのが一般的です。
(P.160)


この後、なぜキャッシュフローで判断するかについて書かれており、「なるほど!」でした。
そういえば、中小企業診断士の正味現在価値(NPV)分析もキャッシュフローベースでしたよね…と、繋がりました。
 
中小企業診断士試験で「財務・会計」を落としてしまっているので、しっかり何回か読込みたいと思います!
 
 
posted by @ka_shidoin(ケィエー指導員) at 06:30| Comment(0) | 本 | 財務/税務/経済/法務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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