2012年09月06日

[121]「いい事例ないの?」と良く聞かれる経営指導員向け | 模倣の経営学−井上達彦

模倣の経営学―偉大なる会社はマネから生まれる


模倣の経営学―偉大なる会社はマネから生まれる―

出版社: 日経BP社 (2012/3/8)
ISBN-10: 482224895X
Amazonなか見!検索:有り
目次:
はじめに 「模倣のパラドクス」
第1章 「天才のなぞかけ」メタファーとイノベーション
第2章 「インドの露天商」模倣すべき本質をモデリングする
第3章 「クロネコの革命」4つの要素と5つのステップ
第4章 「2つのカフェ」模倣の創造性
第5章 「4人の教師」誰をどのように模倣するのか
第6章 「守破離」手本と現実のギャップを越える
第7章 「反転」逆発想のモデリング
第8章 「わな」模倣できそうで模倣できない会社
第9章 「作法」倣い方を倣う


経営者の成功体験の本などが良く売れます。
商工会/商工会議所の経営指導員だと、経営だけでなく商工会の事業の企画出しなどで「何かいい事例ないの?」と聞かれることが多々あるかと思います。

ビジネスの世界でも、ニトリ社長は「我流はだめだ、生きている時間が少ないから。先例から教訓を学ぶ」と言う。(P.149)

「時間が有限である」ことを認識して過去や外部の成功体験(若しくは失敗例)を模倣して、自社の経営等に活かすという方法です。
目次の章のタイトルを見ると「なんだか難しいそうだな」と感じるかもしれませんが、わかりやすく噛み砕いて解説してくれていると思います。
経営者のみならず、企画に絡むようなサラリーマンが読んでもいいと思います。
そう、商工会/商工会議所の経営指導員は特にです(笑


優れた経営者が書いた成功物語であっても、「参考になった」というひと言で終わってしまう。
読んだ直後は多少の刺激を受けたとしても、多くの場合、それをきっかけに情報源をたどり、自分の目で確かめるまでに至らない。
結果、その書籍も自分の実践を変えるような存在にならないのである。
こうなると、せっかくの成功物語も何かを生み出すための生産財というよりも、読んで楽しい消費材で終わってしまう。
(P.220)


…そうならないように本書に限らずですが、手に取ったビジネス書が「生産財」と財産になるようにしないといけませんね。
つまり、読んだ後の行動が大事!



posted by @ka_shidoin(ケィエー指導員) at 06:30| Comment(1) | 本 | 仕事術/情報管理(ノート術) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
時間が無いから先人の成功・失敗を教訓とする=世の中が先進する=同じような物や事が増える=便利になる=幸せ?
バスで言うと、安全は幸せか? 幸せだな・・
非日常(旅行)は楽しいが少し危険が増す。
家の中は外よりも安全だな。
でも家の中にいては楽しさは少ない。
リスクとリターンの関係かな。
安全な移動にはお金がかかる=十分な休憩を取った乗務員と休憩を取らない、取れない乗務員
休憩を取れる状態なのに遊び(自己の為)で休息を取らない乗務員は心が豊か?

コンガラガッテきました
結局のところ・・

しあわせはいつも自分の心が決める。
みつお
かな・・ 
いつも考えさせられるブログをありがとうございます。さすが経営者の先生
Posted by 豊島@ユタカトラベル at 2012年09月06日 07:20
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