2012年07月19日

[114]セミナー担当の経営指導員向け | プロ研修講師の教える技術−寺沢俊哉

プロ研修講師の教える技術


プロ研修講師の教える技術

著者:寺沢俊哉
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2011/10/16)
ISBN-10: 479931064X
Amazonなか見!検索:有り

目次:
1日目 最高の場を用意しよう
2日目 興味をひきつけよう
3日目 相手に答えてもらおう


秋口になるとセミナー(研修)を行う商工会/商工会議所が多いと思います。
その企画や募集に頭を悩ます経営指導員は少なくないでしょう。

本書は、「セミナー講師向け」に書かれている本ではありますが、
こちらから講師へ提案する事項として押さえておくこととして担当者は読んでおいて損はないと思います。

●アマチュア教師(やることだけ言う)
 「ゴミを拾いなさい」
●黒帯教師(趣旨とやることを言う)
 「教室をきれにします。ゴミを拾いなさい」
●プロ教師(趣旨を言って、やることをまかせる)
 「教室をきれいにしよう。自分でやりたいことをやってごらん」

趣旨を説明されると、そのためにどんな工夫をしたらいいかと、自分で考えるようになります。これが、あとあと、相手の自発性を育んでいくのです。
(P.46)


特に「一発モノ」で1回2時間程度のセミナーだと、なかなか実践的な内容まで落とし込むことは難しいと思います。
セミナー担当者として、参加してくれた会員さん等が何を掴んでもらいたいかは、こちらで明確にして講師に伝える必要があると思います。

いわゆる「気づき」の部分になりますね。
 
 
「それでは、これから、○○のビデオをご覧いただきましょう」
講師が、場を盛り上げ、スクリーンに参加者の意識を向けさせ、いよいよというときに…ビデオが映らない。あるいは、段取りが悪くて間が空いてしまう。最悪なのは、そのときになって音量調整するなど…
自分が教える立場になってみて、こうした手際の悪さが、参加者のやる気をそぐ要因になっていることを実感しました。
(P.80)


これは、運営側も気をつけないといけません。
備品の動作チェックと共にありがちなのが、「(ホワイトボードの)ペンが出ない」

参加者が気持ちよく受講できるのと同時に、講師も気持ちよく仕事ができるように、事務局がいい準備をしましょう。


「ふりかえりタイム」、それは、個人で2分間そこまでをふりかえり、自分のメモを知りしたり質問を考えたりする時間です。
こうした、静かな時間が知識の定着には重要です。
(P.198)


あらかわ が現在、受講している資格取得予備校でもこの方法を採用している講師がいます。
「○○について、頭の中で説明してください。30秒とります」
「今から2分とりますので、ここまでの内容を整理してください」など

それまで「目と耳から得る外からの情報」に集中していたところで、ふっと自分の内部に入っていける時間は、とても有効だと実感しています。



 
 
posted by @ka_shidoin(ケィエー指導員) at 06:30| Comment(0) | 本|セミナー運営/プレゼン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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