2012年07月05日

[112]ITで安全・安心を構築したい経営指導員向け | ITが守る、ITを守る−坂井修一

ITが守る、ITを守る―天災・人災と情報技術


ITが守る、ITを守る―天災・人災と情報技術

著者:坂井修一
出版社: NHK出版 (2012/2/24)
ISBN-10: 4140911875

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序章 ライフラインとしてのIT
第1章 古典の伝える大震災
第2章 非常時のITはどう機能したのか
第3章 原発事故と情報開示
第4章 情報インフラの信頼性―みずほ銀行システムダウン
第5章 非常時のデマとフィッシング―情報セキュリティ
第6章 社会情報と個人情報―大きさと個別性
終章 幸福なIT社会の実現に向けて


東日本大震災以後に「震災とIT(情報技術)」をテーマにした本です。

▽以前に読んだ本
 [078]検証 東日本大震災の流言・デマ−荻上 チキ

 [079]これだけは知っておきたい オフィスの節電−三角 治洋
 
情報技術や社会情勢は向上しているにもかかわらず、社会心理的には八八年前(※関東大震災)と同じものである点、深刻に受け止めるべきだろう。(P.182)

「検証 東日本大震災の流言・デマ」でもあったように、どんなに優れた道具や仕組みがあってもそれを運用する「人間」が間違えると機能しません。

ちょっと先のページでも、『震災に対して、急速なITの進化がその力を遺憾なく発揮したといえるが、「生命と財産」を守りきったとはいえない。
(中略)情報インフラの失敗の多くは、ITのハード・ソフトの失敗というよりは、これを設計・製作・運用する人間側の失敗である。(P.226)』

…とありました。

もちろん失敗を無くす(最小限)にする努力は必要ですが、88年前から変わってないというとそれを織り込んで自分で考え、行動しないといけないですね。


「ITが人の幸福を守る」とはどういうことか。
(中略)
一つには、人間どうしの本音のコミュニケーションを助ける、ということもあるかもしれない。
(P.232)


人と人とが直接会ってコミュニケーションできるのが1番ですが、地理的・時間的にそれができない。
そのギャップを埋めてくれるのがITの役割の1つではあるでしょう。

逆にIT上でのコミュニケーションだけで満足してはいけないんだろうなと。
自分で時間を作り、多くの人と交流することで、気づきだったり[110]「好きなこと」だけで生きぬく力−宮脇修一であった「すぐれた仲間の存在が、自分を伸ばしてくれる」に繋がるのかなと。

少し、メインテーマと外れましたが、今日はそんな1冊でした。



posted by @ka_shidoin(ケィエー指導員) at 06:30| Comment(0) | 本 | Web(インターネット)活用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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