2012年03月29日

[098]4月から商工会/商工会議所に務めだすヤングな職員向け(その2) | 泣きたくないなら労働法−佐藤広一

泣きたくないなら労働法

 
泣きたくないなら労働法

著者: 佐藤広一
出版社: 光文社 (2011/11/17)
ISBN-10: 433403652X

Amazonなか見!検索:有り
目次:
第1章 労働法という法律はない!?
第2章 祝! 内定・採用
第3章 働く時間はいつからいつまで?
第4章 休日・休暇の謎
第5章 賃金・賞与・退職金
第6章 サラリーマンの宿命? 人事異動
第7章 パパ・ママのための休業制度
第8章 退職は跡を濁さず!
第9章 懲戒・解雇の際に


商工会/商工会議所は、域内の中小企業を支援する団体ですので、当 然 に 労働法規に沿った運営を行っておりますが、小規模事業者の中には遵守していないところもあるかもしれません。
いわゆる「労働法」は範囲が大きいですが商工会/商工会議所の経営指導員の必須スキルの1つでしょう。

労働基準法第11条「賃金とは、賃金、給料、手当、賞与その他名称の如何を問わず、労働の対償として使用者が労働者に支払うすべてのものをいう」(P.102)

ほぉ!
いわゆる「給料」には色んな呼び方がありますが、法律上では「賃金(労働の対償として使用者が労働者に支払うもの)」に統一されているということです。

…という基礎的なところから解説してくれている本です。
「労働法って何?」という方のとっかかりの本としてちょうどいいと思います。


退職にあたって労使がよく揉めるのが、従業員が年次休暇をまとめて取得することを請求するケースです。
前述したとおり、労働者には年次有給休暇の時季指定権が認められていますから、退職時にまとめて請求することは可能です。

しかし、その一方で、年次休暇の本来の趣旨は、継続的に勤務する労働者に対して賃金を保証しつつ休暇を与え、心身ともにリフレッシュしてもらい、労働意欲や効率アップを期待するものでもあります。
(P.175)


「有給がフルにあるから、最後の1ヶ月(20日)行かない」というのは、よく聞く話ですね。
一般的には、前者にある「年次有給休暇の時季指定権」が優先されるそうです。

「飛ぶ鳥後を濁さない」ためには、有給休暇は計画的に取得しつつ退職日を迎えるというのが良さそうですね。


そもそも社会保険労務士として独立開業した理由の一つが、子供との時間の確保だったという側面もあります。子供と本当に触れ合う機会というのは、ほんの十数年しかありません。
(中略)
一度しかない人生の中で育児に割く時間というのはもんのわずかしかない、という思いが脱サラへ向けて背中を押してくれように思います。
(P.153)


ここは、いわゆる「労働法」とは関係ない部分ですが、フリーランスを目指そうかなと考えている人にはグラッと来るフレーズですね(笑

子どもが親と遊んでくれるのも長くて小学生までですからね。
(´-`).o0(子ども"が"遊んでくれる?(笑 )
 
泣きたくないなら労働法 (光文社新書)
by カエレバ

posted by @ka_shidoin(ケィエー指導員) at 06:30| Comment(0) | 本 | 財務/税務/経済/法務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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